脊柱管狭窄症【治療家日誌】

腰痛|脊柱管狭窄症|仙台市若葉区 伊東鍼灸整骨院 整体治療日誌

疾患の概論は【腰痛について】をご覧ください。

仙台市泉区 60代女性 脊柱管狭窄症

  • 長時間歩行困難
  • 座位からの立ち上がり困難
  • 両下肢に痺れ

野草が好きで、近所の公園などの散策がご趣味とのこと。

近所の整骨院に通院していたがどうにも改善せず、整形外科受診。X-Rではわからず、総合病院でMRI。そこで脊柱管狭窄症の確定診断を受け、手術を勧められてからのご来院。

脊柱管狭窄症の方の特徴としては志室部の圧痛がひどい場合が多い。

そして少し意外だが大腿四頭筋の強張りがほとんど無い人が多い。

治療としては根気強く中周波を強めにかける。

どんな物理療法もそうだが、最初から心地よい刺激というのは余り意味が無い。

体の反応を引き出すのが物理療法の目的だからだ。

腰部の筋肉が緩んだところで開ききった骨盤の矯正、股関節の矯正。仕上げに操体法。

座位からの立ち上がりは随分と楽になった。院内を歩くと腰の軽さと足の軽さに驚いておられた。長時間の歩行が楽にできる様になるにはもう少し通院が必要だろう。(3/13/2006記)

その後、3回程の通院で痺れが軽減、間歇性跛行が無くなった。

最後の施術ではディヴァーシファイドテクニックもできるくらいの腰の柔らかさとなった。

山形の野草園で1日歩いても平気だったとのこと。

「夢のようだ」とおっしゃっていた。(5/6/2006追記)

福島県福島市 70代女性 脊柱管狭窄症

  • 長時間歩行困難
  • 座位からの立ち上がり困難  
  • 両下肢に痺れ

通院しているご家族からのご紹介。

70代半ばであるが病院にずっと病院に勤務しており、身体には自信があっただけにショックが強そうである。

2km先の勤務先にも歩いていけないと悲嘆にくれていた。

実は1年ほど前から右膝の痛みが出て勤務先の整形外科を受診し、大腿四頭筋のトレーニングを続けるものの改善せず、少しはできていた正座も困難となった。

その後、間欠性跛行や痺れなどの症状が起こり、MRI撮影の後、脊柱管狭窄症で手術を勧められてからの来院となった。

下肢全体の浮腫と志室部の硬結が認められた。また大腿四頭筋のこわばりも酷く、典型的な外側重心。浮腫の原因はここにある、また膝の痛みもここらへんに原因がありそうである。

なにはともあれ、膝のパフォーマンス改善から治療を始めることとする。遠方なので週に一度の通院となるので濃度の高い治療をする必要がある。

カッピング、中周波、操体法。特に下肢へのカッピングと操体法は入念に行う。股関節の調整も状態を見ながら慎重に、しかし徹底的に行った。(5/10/2008)

その後、半年程度の通院で間欠性跛行および下肢の痺れが消失。それに伴い正座も楽にできる様になった。

膝の痛みは階段の昇降時にわずかに残る程度となった。以前よりも背中も柔らかくなり全体の調子がとても良いとのこと。

人生で一番身体が軽いとおっしゃっていた。

体温が非常に低目で冷えなどに苦しんでいたが、それも一緒に改善してしまったとお喜びだった。全身の流れが良くなったのであろう。

毎夏には丁寧な暑中見舞い、中元などをいただく、至極恐縮である。(2/2011追記)

仙台市太白区 50代女性 脊柱管狭窄症

  • 長時間歩行困難
  • 着衣時に足が上がらない
  • 右下肢に痺れ

右腰から脚全体の苦しさ、違和感を訴えて来院。整形では脊柱管狭窄を指摘されMRI撮影。

結局多少の狭窄を指摘されたがなんとも曖昧な医師の回答とマッサージと光線と湿布という治療で全く改善しないために来院。

二軒ほど鍼灸、整体などをまわったが効果なしとのことだった。

脊柱管狭窄症というのは便利な傷病名だと思う。多かれ少なかれ年齢を重ねれば脊柱管は狭窄するからだ。椎間板症なども便利だ。

言うに事欠いて50代の女性に脊柱管狭窄症とは可哀想だ。症状は少し似ているけど全然違うのはすぐに分かることなのだが。

股関節の運動制限を改善するには鍼灸と電療と整体、カイロ、骨盤矯正をしっかりと組み合わせて行わなければ中々改善しない。

物理的な刺激も強めのものが必要な場合はしっかりと行われければならない。

最初に触れた時は筋拘縮がひどく、慢性的な血流不全で神経が過敏になっているので「痛い!」となるが、そこで患者さんにおもねって気持ち良いことだけをやると永遠に治らない。

慌てずに刺激を続け、拘縮と神経過敏がとれればすぐに楽になる。

脳がそれを認識すれば運動は回復する。

この方も「普通にズボンがはけます」と驚いて帰っていかれた(6/2016記)