膝の痛み、股関節の痛みについて
骨盤の歪みからくる症状には様々なものがあります。
外側重心による股関節の外旋化で骨盤が歪む場合もあれば元々の骨盤の歪みから股関節の可動域制限がおこり、膝関節に異常がでる場合もあるのです。
症例はこちら→股関節の痛み【治療家日誌】
膝の痛みに関してよくある話 | 仙台市 五橋駅近く伊東鍼灸整骨院
膝の痛みを訴えて整形外科の門を叩く。
医師は瀰漫性の腫脹や膝蓋跳動など外見からの症状を軽く確認した後、とりあえずのレントゲン撮影を指示するだろう。
しかるのち取り立てて問題が無いであろう写真が出て来る。
ここで医師の興味は完全に失せる。
それは何故か?「施す手段が実は無い」からだ。
しかし患者は痛みの原因を知りたがって説明をせがんでくる(当然だ)。
医師はとりあえず写真に目をやり、関節の隙間が少し減っているのに気付いた。
医師はとりあえずそこを指摘してその場をやり過ごすことにした。
「太ももの筋肉が弱っていますから、太ももの筋肉のトレーニングをしましょう」の欺瞞
「太ももの筋肉が弱っているから膝が変形して痛みが出ています。筋肉のトレーニングをして進行を止めましょう」
こう言われた患者さんは真面目にトレーニングを頑張ってしまう。
しかし症状はいっこうに治まらない、むしろ酷くなっている気がする、そして二年の月日が経ったころ「そろそろ手術ですかね〜」と言われてやっと目が覚める。
そして自分の膝、痛みはもちろんのこと身体のことを真剣に考え始めて、他の治療法はないかと探し始める。
膝の痛みは大腿四頭筋のこわばりと股関節、骨盤の歪みを疑え
膝を曲げるとグズグズとした軋轢音がするような本格的な膝関節内部の変形はおいて、初期の膝の内側の痛み、膝の皿の下の部分の痛みなどは外側重心による大腿四頭筋のこわばりによるものがほとんどであるというのが伊東整体の考え方です。
またその場合ほとんどが股関節周りの筋肉(中臀筋や大腿筋膜腸筋、縫工筋)も硬直しています。
膝関節と股関節は大腿骨の両端の関節ですから、言ってみればシーソーの両端です。
症状、痛みがどちら側に出るのかは人それぞれですが、どちらにも問題があるのです。長年の不良姿勢、重心の取り方が外側になってしまっているというのが原因です。
そういう方は大腿四頭筋のうちの一つ、外側広筋に異常なこわばりがあります。こわばった筋肉はその能力を十分に発揮できません。
それが筋力の低下と同じ様な現象をもたらします。
中年以降は筋トレよりもしなやかさ度を上げて筋力の回復をはかるのが現実的
伊東整体ではまず大腿四頭筋のパフォーマンスを上げるために筋トレ以外の方法で施術をします。
それは外側に開いてしまった股関節の矯正であり、外側重心で固まってしまった足関節の矯正、そしてそれに伴って開ききった骨盤の矯正です。
※骨盤の矯正についてはこちら【骨盤矯正の整体について】をごらんください。
年齢を考えずに筋トレ、筋肉の状態を見ずに教科書的に筋トレという状況を打破し論理的、現実的な方法を実践して結果を出します。