仙台整体日誌:脊柱管狭窄症の患者さん 70代女性
2024/01/03
脊柱管狭窄症 |
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女性 70代 福島県福島市 |
長時間歩行困難 座位からの立ち上がり困難 |
両下肢に痺れ。 |
通院しているご家族からのご紹介。70代半ばであるが病院にずっと病院に勤務しており、身体には自信があっただけにショックが強そうである。
2km先の勤務先にも歩いていけないと悲嘆にくれていた。実は1年ほど前から右膝の痛みが出て勤務先の整形外科を受診し、大腿四頭筋のトレーニングを続けるものの改善せず、少しはできていた正座も困難となった。その後、間欠性跛行や痺れなどの症状が起こり、MRI撮影の後、脊柱管狭窄症で手術を勧められてからの来院となった。
下肢全体の浮腫と志室部の硬結が認められた。また大腿四頭筋のこわばりも酷く、典型的な外側重心。浮腫の原因はここにある、また膝の痛みもここらへんに原因がありそうである。
なにはともあれ、膝のパフォーマンス改善から治療を始めることとする。遠方なので週に一度の通院となるので濃度の高い治療をする必要がある。
カッピング、中周波、操体法。特に下肢へのカッピングと操体法は入念に行う。股関節の調整も状態を見ながら慎重に、しかし徹底的に行った。(5/10/2008)
その後、半年程度の通院で間欠性跛行および下肢の痺れが消失。それに伴い正座も楽にできる様になった。膝の痛みは階段の昇降時にわずかに残る程度となった。
以前よりも背中も柔らかくなり全体の調子がとても良いとのこと。人生で一番身体が軽いとおっしゃっていた。体温が非常に低目で冷えなどに苦しんでいたが、それも一緒に改善してしまったとお喜びだった。全身の流れが良くなったのであろう。
毎夏には丁寧な暑中見舞い、中元などをいただく、至極恐縮である。
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伊東鍼灸整骨院
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