骨盤矯正について
骨盤は「カラダ」の中心
骨盤矯正をする事によって身体の歪みやズレを整え、根本から改善へ!
骨盤の役割について
骨盤は体の中心。
筋骨格系の起点となるのが骨盤
身体を支えたり歩行や座る際のクッションの役割や腸などの内臓を守るのが骨盤
実は全身の筋肉は奥底の部分で全て繋がっています(閉鎖的筋肉連結といいます)。少し解剖学のお勉強をされた方ならご存知かと思いますが、筋肉には「起始」と「停止」があります。水平方向では背骨に近い方が起始、遠い方が停止です。例えば腕の力こぶの筋肉(上腕二頭筋)の起始は背骨に近い肩甲骨の関節上結節で、停止は前腕の橈骨粗面という場所になります。しかし筋肉には縦方向に垂直に走っているものもあります。そのような背骨と平行に走っている筋肉については、骨盤に近い方が「起始」となり遠い方が「停止」となります。そのため全身の筋肉は奥底の部分で全て繋がっており、骨盤は筋肉系の中心なのです。その骨盤の歪みやズレは全身の筋骨格系にじわじわと影響を与えていきます。筋肉の歪みは自律神経系統のフィードバックや筋紡錘、腱紡錘などのセンサーを通じて脳にまで影響を与えていくのです。
骨盤の歪みは女性のほとんどの愁訴の原因といっても過言ではありません
骨盤矯正のススメ。
骨盤矯正のススメ① 出産後の若返りホルモンを最大に活かす
女性にとっての最高の美容法は妊娠出産であると言われます。それに関係するのは女性ホルモンの一つ「エストロゲン」です。このエストロゲンは妊娠中期から妊娠後期にかけエストロゲンの分泌量がピークになります。思春期にも匹敵するほどの分泌量です。エストロゲンは女性の若々しさを作るホルモンですので、そのアンチエイジング効果は大変なものです。実際、ある調査では40歳以上で出産を経験した女性の80%の寿命が100歳を超えているという結果も出ているほどです。ホルモンの分泌は緩やかな右肩下りで落ちていくので、ピークを後ろにずらせば寿命も伸びるのかも?!しれませんね。また、出産では赤ちゃん自身や羊水などがお母さんの体では代謝出来ない重金属などを持って行ってしまうので究極のデトックスでもあります。最高の美容と言われる所以ですね。エストロゲンは子宮の脇にある卵巣から出るのですが、実は開きすぎた骨盤や歪んだ状態の骨盤だと正常に分泌されない場合もあるのです。
-開いた骨盤は内臓を圧迫する
骨盤が開いていると腹腔内臓を支えるという本来の働きが十分に行えません。降りてきた腹腔内臓は骨盤内臓を圧迫してしまいます。
エストロゲンを出す卵巣の働きも阻害されてしまうのです。せっかくのエストロゲンピークという人生の大チャンスを棒にふってしまうことになってしまいます。また、歩行も妊婦の時と同じような状態のままの外股が放置されてしまうと、太ももの内転筋群の衰えに繋がり、さらに骨盤が開いてしまいます。出産とともに女性のスタイルが崩れてしまう原因はここにあります。産後骨盤矯正の重要性がわかりますよね。実はきっちりとした骨盤矯正をすると、産後の方がむしろ痩せやすいのです。
骨盤矯正のススメ② オキシトシンの分泌による子宮体収縮と疼痛
子宮は骨盤にぶら下がっており、子宮体の内部は受精卵のベッド用に積み重ねられた子宮内膜に覆われています。間脳の脳下垂体後葉から出るオキシトシンにより子宮体が収縮して血管が閉じ、血液を得られなくなった子宮内膜が脱落します。これが月経の物理的なメカニズムとなります。この一連の流れがスムーズに行われるためには子宮の位置が左右対称である必要があります。しかしこれは厳密なものではありません。あくまで一定の範囲内の最低限の対称性が確保できていればいいのです。しかしその「範囲を逸脱した左右非対称」があると下腹部の疼痛、腰痛などの月経痛がひどくなってくるのです。
オキシトシン分泌の悪循環
オキシトシンの命令で子宮体が縮んだ際、収縮運動の支点である骨盤が歪んでいると子宮全体が均等に収縮しません。そのせいで内膜が剥がれ落ちることの出来ない場所が残ります。その状況がフィードバックされた脳は再度オキシトシンを出して子宮体を収縮させようとします。一回目の収縮で縮んだところはもう縮むことはできませんよね。また歪みのせいで縮むことが出来ない場所はさらに伸ばされてしまいます。下腹部の重さや痛みはこれが原因なんですね。さらにこの悪循環が続くと子宮が骨盤を内側に引っ張る力が強くなりすぎてしまい、骨盤が不安定になってきます。ただでさえ歪んだ骨盤ですからそれ自体の痛みもあります。その様な不安定な骨盤を安定させようと腰の筋肉群も硬く緊張状態になります。生理時の腰痛はこのためです。もうひとつ、オキシトシンには攻撃性を高めるという作用もあります。生理前や生理時の「イライラ」「焦り」などの感情もこれで納得です。また他のホルモン分泌にも影響を与えますので頭痛や体のだるさなど骨盤の歪みの作り出す愁訴は数多あります。
骨盤矯正のススメ③ 帝王切開は上骨盤口が開いたままで出産を終えてしまうので骨盤矯正は必須
子宮が大きくなるとともに骨盤の上部が開いてきます。妊娠中はエストロゲンが停止しているので筋肉や靭帯が緩みやすくなっています。子宮の膨張を妨げないようにする体の神秘です。28~30週を過ぎた頃から胎児の成長は一気に進みます。上骨盤の開きはピークに達します。自然分娩の場合は、その後胎児が降りてくるとともに骨盤全体が開き、最終的には下の恥骨結合の部分が開き分娩します。
この陣痛から分娩の一連の骨盤の動きによって、妊娠中に開ききった上骨盤は閉じてくれます。出産の終了です。この時にもともと骨盤が歪んでいた女性で綺麗に閉じた場合、出産後に様々な愁訴が改善されたりします。たまに聞く「出産したら体質が変わった」はこういうところにもその一因があります。しかし、これもあくまで綺麗に閉じた場合です。今は骨盤がグニャグニャな出産直後から歩行をさせたり、退院させたりしますのであまり期待は出来ないのが現状です。やはり少し骨盤の安定を待った後、産後の骨盤矯正がおすすめです。実はもっと問題なのは帝王切開の場合です。帝王切開は恥骨結合が開くという出産と骨盤というテーマにおいて一番大事なプロセスが抜けています。下が開いて上が閉じるという重要な動きがないままに出産が終了してしまうのです。これでは出産後も開ききった骨盤と開ききって外旋した股関節がそのまま残ってしまいます。これはいけません。帝王切開は骨盤矯正が必須な理由です。
骨盤の歪みをとると人生が変わります!しかし【本当の骨盤矯正】を受けたならば。
耳触りの良い言葉に騙されないでください。伊東鍼灸整骨院からのお願いです。
昨今は「骨盤矯正」をうたう整体院が数多くあります。しかし本当の矯正を行うところはとても少ない現状です。矯正は文字通り外側から力を加えて矯正をします。当院は手荒なことはいたしません。しかし矯正には多少の力強さが必要な場合もあります。骨盤は人体最大の骨です、そして股関節には人体最大の靭帯が巻かれています。猫なで声で動かしているのかいないのか分からない操作では矯正など出来るわけがないのです。特に回数券制のところなどは、途中で「効かないな」「変化がないな」と思っても後の祭です。操体法(自力矯正の運動法のようなもの)の毛の生えた様な体操をさせることで「骨盤矯正」だと言うところのいかに多いことか。実は伊東鍼灸整骨院には「骨盤矯正」という施術はありません。それは整体治療をする上で、どんな症状の人にでも「骨盤矯正」をするのは当たり前だからです。当院に来られる、肩こりの患者さん、頭痛の患者さん、めまいの患者さん、腰痛の患者さん、膝痛の患者さん、全ての整体治療において「骨盤矯正」を同時に行います。最初にも書きましたが骨盤は体の中心なのです。どんな治療をしても骨盤が歪んでいたら治療になりません!他の治療を受けているうちに「高校生の頃からの月経時の服薬がなくなった」という患者さんや、「数ヶ月前に閉経したと思っていたのに生理が戻った」という患者さんが少なくありません。当院は骨盤矯正を売りにしようとは思ったことはありませんでした。整体と名乗る以上それは当然のことだったからです。しかし最近通院してらっしゃる患者さんから「骨盤の矯正を先生のところでもやっているのなら教えて欲しかった」と言われることが多くなりました。そこで今回のHPリニューアルにあたって説明させていただくページを設けたという次第です。もちろん、何も苦しいとか、痛いところはないけれど単に「骨盤の歪みを見て欲しい」「歪みを直して欲しい」という予防的な患者さんも当院は大歓迎です。ぜひ【本当の骨盤矯正】を伊東鍼灸整骨院に受けにいらしてください。
症例 | 仙台市若林区 伊東鍼灸整骨院
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