腰痛を軽減するためには？効果的な方法を仙台市のプロが紹介

こんにちは！仙台駅・五橋駅からすぐの位置に拠点を構える「伊藤鍼灸整骨院」です。当院は、「どこに行っても改善できなかった症状を豊富な知識と確かな施術で根本改善」をコンセプトに辛い時に寄り添い、心の底から笑顔になれる整骨院を目指しています。本日は、腰痛を軽減するために効果的な方法についてお話していきます。日々の生活の中で疲労が溜まり、腰痛に悩まされているという方も多いのではないでしょうか。腰痛はメカニズムをわかっていれば対策をすることで緩和されることも期待できます。ここでは腰痛が起こるしくみと効果的な対処法について紹介していきます。

背骨は椎骨と呼ばれる骨が３２～３４個積み重なって構成されており、頸椎、胸椎、腰椎に分かれています。腰椎はその下にある仙骨、尾骨とつながっており、筋肉と靭帯によって支えられています。正常な腰椎は前方に緩やかなカーブを描いますが、腰まわりの筋肉は衰えることで腰椎に歪みが生じてカーブが大きくなり腰痛が起きてしまうのです。また腰は上半身を支える役割を担っているため、さまざまな動きや姿勢によって負担がかかりやすく異常をきたして痛みが生じてしまうことがあるのです。

体幹の筋肉は姿勢の改善と腰椎の支持に役立っているといわれています。そのため体幹を鍛えることで腰痛が緩和されることが期待されるのです。体幹には、アウターマッスルとインナーマッスルがあり、腹直筋などのアウターマッスルは体幹の運動や固定に強く作用します。一方骨盤底筋群などのインナーマッスルは腰椎の連結を強化して正しい位置に保ち、腰椎を安定させる役割を担っています。これらの筋肉が強化されることで姿勢が改善され、腰椎を支えて安定させることで腰痛が緩和することが見込まれるのです。

筋トレをおこなうことで症状を悪化させてしまう危険性もあるため、注意が必要です。筋トレでは改善されない腰痛があるということは理解しておきましょう。特に腰痛以外に発熱やしびれ、体重の減少などの症状があらわれた場合などには、重篤な病気が潜んでいる可能性もあるため医師の診察を受けることをおすすめします。また筋トレによって痛みが強くなるような場合にも筋トレは控えた方が良いでしょう。

筋トレをおこなうときは、腹筋と背筋の両方をバランスよく鍛えることが重要です。両方をバランスよく鍛えることによって腰椎を正常な位置に保つことが期待できます。仰向けに寝て膝を立て息を吐きながらゆっくりと上体を起こす運動や、うつ伏せで両ひじを立て息を吐きながらゆっくりと肘を伸ばして上体を起こす運動などがおすすめです。

筋肉だけでなく柔軟性の低下も腰痛には大きく関係しています。緊張した筋肉をほぐして血行を促進することで可動域が広がり、腰椎への負担が軽減されることが期待できます。四つん這いになり背中を丸めたりそらしたりするストレッチや、椅子に腰かけた状態でゆっくりと腰を後ろにひねるなどのストレッチがおすすめです。

腰痛を軽減するための効果的な方法についてお話させていただきました。腰痛にはさまざまな原因が考えられますが、筋肉の衰えも一つの原因です。そのため筋トレをすることで腰痛が緩和されることがあります。しかし腰痛の症状によっては筋トレによって症状を悪化させてしまったり、筋トレをおこなうことが危険な場合もあるため注意が必要です。筋トレをおこなう前にきちんと診察を受け、筋トレが必要かどうか確認するようにしましょう。