【身体構造力シリーズ】 第4回:股関節痛
2026/01/20
目次
この記事の著者情報
伊東鍼灸整骨院 代表
柔道整復師の伊東義晃です。1970年に宮城県仙台市に生まれ、代表の幼少期から整体院を開院していた父(先代)の影響で自らも柔道整復師の道を目指す。整体の施術人数12万人以上。2020年に自身が執筆した書籍「身体構造力〜日本人のからだと思考の関係論」(幻冬舎刊)を出版。
股関節の痛みは「関節の摩耗」ではない
〈身体構造力〉からの股関節痛改善 ―
股関節の痛みというと、
「軟骨がすり減っています」
「変形性股関節症ですね」
「もう年齢的に仕方ありません」
こう説明されることが多い症状です。
しかし伊東鍼灸整骨院では、股関節の痛みを 単なる関節の摩耗や老化現象 とは捉えていません。
股関節は、
身体構造の“要(かなめ)” に位置する関節です。
ここに痛みが出ているということは、
身体構造力そのものが限界に近づいているサイン だと考えます。
1.股関節は「動き」と「支持」を統合する関節
股関節は、
大きく動く
強い力を受ける
体幹と下肢をつなぐ
という、非常に重要な役割を持っています。
動作の主役
荷重の受け皿
重心移動の起点
これらを同時に担える関節は、
身体の中で股関節しかありません。
そのため股関節が機能しなくなると、
身体構造全体に歪みが波及します。
2.股関節痛の本質①
― 骨盤と股関節が切り離されている ―
股関節の痛みがある方の多くは、
骨盤が安定していない
骨盤と股関節が連動していない
股関節だけで体を支えようとしている
状態にあります。
本来、
体幹と骨盤の〝安定した
柔軟性〟が確保されて、初めて、股関節は自由に動ける
構造になっています。
体幹の柔軟性が不安定なまま動かされる股関節は、
常に 無理な負荷を受け続ける ことになります。
3.股関節痛の本質②
― 歩行が「股関節主導」になっていない ―
股関節痛がある方の歩行を見ると、
膝で歩いている
腰で足を振り出している
体幹が揺れている
といった特徴が見られます。
本来の歩行は、
股関節が主導し、体幹の
柔軟な回旋によって進む動作 です。
この役割分担が崩れると、
股関節は「動きすぎ」と「支えすぎ」を同時に強いられ、
痛みとして現れます。
4.伊東鍼灸整骨院の股関節痛施術
― 身体構造力を再構築する3段階 ―
【第1段階】骨盤支持と体幹安定の回復
当院ではまず、
股関節を動かす前に、骨盤と体幹の柔軟性を回復させます。
これにより、
股関節が「守られた状態」で動けるようになります。
【第2段階】股関節本来の可動性を引き出す
無理に可動域を広げることはしません。
股関節が自然に動く方向
代償が入らない範囲
を見極めながら、
股関節が主役として働ける状態 を作ります。
【第3段階】構造を維持できる動作へ
股関節痛は、
動作が変わらなければ再発します。
当院では
歩行
立ち上がり
方向転換
まで含めて再教育し、
股関節に頼りすぎない、かつ使える身体構造力 を作ります。
「改善した股関節痛」とは
当院が考える改善とは、
痛みが軽くなった
ではなく、
歩くことが自然になった
脚が前に出やすい
動作に怖さがない
この状態です。
― 股関節は身体構造の“司令塔” ―
股関節の痛みは、
身体構造全体が限界に近づいているサイン です。
伊東鍼灸整骨院では、
股関節だけを見るのではなく、
構造・連動・役割分担 を取り戻すことで改善を目指します。
次回予告
第5回:頭痛 ― 首や頭の問題ではない頭痛の正体
----------------------------------------------------------------------
伊東鍼灸整骨院
宮城県仙台市若林区清水小路5-6 エステート五橋1103
電話番号 : 022-266-5234
----------------------------------------------------------------------
お悩み症状
施術内容
料金案内


