【仙台整体日誌】腰椎椎間板ヘルニア
2026/03/28
この記事の著者情報
伊東鍼灸整骨院 代表
柔道整復師の伊東義晃です。1970年に宮城県仙台市に生まれ、代表の幼少期から整体院を開院していた父(先代)の影響で自らも柔道整復師の道を目指す。整体の施術人数12万人以上。2020年に自身が執筆した書籍「身体構造力〜日本人のからだと思考の関係論」(幻冬舎刊)を出版。
男性 40代 仙台市青葉区
長時間座位困難 前屈で増悪 立位で軽快
左下肢に鋭い放散痛としびれ。
デスクワーク中心の仕事に従事されている方で、1日8時間以上パソコンに向かう生活が続いていた。数ヶ月前より腰部に違和感を覚え、その後徐々に痛みへと変化。さらに左殿部から大腿後面、下腿外側へと電撃様の放散痛が出現し、長時間の座位が著しく困難となった。
近隣の整骨院にて電気治療とマッサージを受けるも改善は見られず、整形外科を受診。レントゲンでは明確な異常は認められなかったが、症状の進行に伴いMRI検査を実施。その結果、腰椎椎間板ヘルニアと診断され、神経根の圧迫が確認された。医師より手術も選択肢として提示されたが、できる限り保存療法で改善したいとの希望から当院へ来院された。
脊柱管狭窄症とは異なり、本症例では椎間板の突出による神経圧迫が主体であるが、触診上は共通点も多い。特に志室部周辺の圧痛が強く、腰部深層筋の緊張が著明であった。一方で、大腿四頭筋の緊張は顕著ではなく、むしろ弛緩傾向を示していた点は臨床的にも興味深い。
治療としては、まず中周波をやや強めに設定し、表層ではなく深部の筋肉および神経系に反応を引き出すことを目的とした。物理療法において重要なのは「心地よさ」ではなく「反応」であり、初期段階から弱い刺激では改善は期待できない。患者の反応を確認しながら、適切な強度で施行する。
腰部の筋緊張が十分に緩和された段階で、骨盤の後傾および左右差を調整し、股関節の可動域を確保。これにより神経への機械的ストレスを軽減する。仕上げに操体法を用い、動作時の負担のかかり方を再教育することで、再発防止も同時に図る。
施術後、座位からの立ち上がりが明らかにスムーズとなり、院内を歩行した際には「足の軽さが全く違う」と驚かれていた。ただし長時間座位の完全改善には継続的な調整が必要と判断。
その後、計4回の施術で下肢の放散痛は大幅に軽減し、業務への復帰が可能となった。最終的には長時間のデスクワークも問題なくこなせるようになり、「集中力が戻った」との言葉を頂いた。
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伊東鍼灸整骨院
宮城県仙台市若林区清水小路5-6 エステート五橋1103
電話番号 : 022-266-5234
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